2012年10月30日火曜日

練習記録 10/28 (03)

10月28日

5回目のフライトです。
天気予報では生憎の雨となっています。雨が降ると訓練は中止になるのですが、朝はまだ降っていません。まあ、ダメでも仕方ないと思い富士川を目指します。

富士川に着くと格納庫はもう開いていました。
どうなるのか不安がありましたが、現時点では雨は降っていません。
O教官がiPhoneで天気の情報を調べています。

結論は本格的にお天気が崩れるまで時間があるので、準備を開始するということでした。

さっそくASK21のトレーラーを引っ張りだし滑走路へ向かいます。

滑走路へつくとトレーラを置いてリトリブカーを切り離し
ピストのバスについているVHFの無線アンテナを起こして固定。
無線機をセットする。
バスの発電機を回してヒサシを出す。
ウインドソックを取り付けに行く。

ASKをトレーラから下ろす。主翼のピン類にグリスを塗る。左翼の受け台を用意する。
左翼をおろし胴体に差し込む。
右翼をおろし胴体に差し込む。
左翼、右翼を上下前後に動かし固定ピンを挿入する。
無線のバッテリーを積む。
主翼のリンケージを固定する(エルロン、ダイブブレーキ)
胴体を台車から下ろす。
ピトー管をつける。
etc
やることはいっぱいありますが、まだ完全に覚えきれません。

続いて点検簿に従って点検
最後に教官に重要部の確認を行なってもらいサインをして頂きます。

その後点検簿に耐空検査後の時間、総飛行時間等を転記してピストへ置いて準備完了。

今日は8時前に格納庫へ到着していましたので搭乗順番としては1番です。

でも正直いうと1番は緊張してしまします。出来れば2番以降が良いかなって思ってしますのですがそんな時、救世主が現れました。

先輩のS木会員です。この度九州に転勤になってしまい今日のフライトのあと直ぐに九州に戻るとの事。私も入会したばかりで折角知り合えたのにすごく残念です。たまに顔を出される事を期待しています。

というわけで時間の無いS木会員に1番を譲りました。今日は特別に普段やらない科目をやっていただけるそうです。ランウェイ上のローパス。

エンジンが付いていないため普段静かなグライダーはローパスの時だけはかなりいい音をさせて飛ぶそうです。基本、位置エネルギーを運動エネルギーに変えて、さらに必要な高度まで再上昇してから着陸になるので、ローパス時の速度は超過禁止速度Vneぎりぎりの280km/h近くまで出すとの事。風切り音がキーンとカッコいそうです。車でもVMAXでの走行時は早い車だと300km/h位の出るのでいい勝負です。ただグライダーはエンジン無しでその速度域までいけるのですごいですね。

ローパスの映像を撮りたかったのですが残念ながらカメラを準備している最中に過ぎてしまって取れませんでした。残念。

後の話だと速度が260kmくらいで出しきれて無かったそうで教官が残念そうでした。
名残惜しそうに滑空場を去るS木さんを見送りいよいよ次は自分の練習です。

















離陸後の曳航中に雨がパラパラと降って来ました。ちょっと心配です。
主翼に水滴がつくだけで揚力への影響が大きいそうです。究極の空力マシンであるグライダーにとってはちょっとの水滴も性能に影響してしまうんですね。

今日は旋回の練習
初動でラダーとエルロンを使いバンク、持続で舵を一旦戻しバンク角により当て舵(エルロン等)でバンク角を維持し機種の向きを水平線に合わせたまま旋回。停止でバンクを戻し水平に合わせ直線飛行。ヨーストリングの動きに注意して横滑りの少ない旋回を心がけるのが目標ですが・・・

言っていることは全然出来ません!

















左旋回中ですが、中央の紐が右に流れてます。(内滑り状態)
先輩アドバイスによると「キックボール」でボールの向いた方向のラダーを踏めば良いそうです。
グライダーのヨーストリングだとテープで固定している方向が頭になるのでこの場合左のラダーを踏み込めば紐は中央に来ます。またはエルロンを当て舵して若干水平方向へ戻せば紐は中央に来ます。

エンジンの無いグライダーは滑り等のロスでも飛行時間に影響がでてくるので慎重に丁寧に飛ばさなければならない様ですが、訓練中の自分にはまだそんな繊細な操作ができません。

とにかく曲がれ~ 戻れ~ 真っ直ぐ飛べ~ 水平になれ~と心で念じているばかりです・・・
念じても動かないんですけど。ちゃんとバランスよく操作しないと。
















上昇が全くなく下がる一方で訓練時間も稼げませんでした。北の風の為、RW36でファイナルアプローチです。

飛行時間17分

反省としては、まだ体が固いようで力が入っているかんじです。
水平線を合わすのですが、操舵して戻すタイミングが掴めてません。
必ず行きすぎてしまいます。
慣れてしまえばいいのでしょうが、まだ一連のプロセスが体になじんでないので、離脱するにも
頭で考えて、レリーズを操作しています。それらの操作が自然に出来るように経験を積むしかないのですね。

今回からカメラで記録を取るようにしました。(先輩訓練生も着けていましたので)
上にあがって頭が真っ白常態では教官の言葉もすべて覚えきれません。
冷静な状態で行動を確認するといろいろ発見するものがあります。

今日の訓練は午後、早々に撤収になりました。幸い撤収時には雨に降られず、撤収後本格的に雨が降って来ました。




航空特殊無線受験

10月24日

東京晴海の無線協会にて航空特殊無線を受験してきました。

いつかソロで飛べえる日を目指しての最初の準備として無線の免許の取得を決めました。

飛行機で使う無線としては航空無線通信士と航空特殊無線技士の資格があります。

航空無線通信士は主に業務で使用される方が取得する資格で英語の科目もあります。
対して航空特殊無線技士は自家用で必須な資格で英語の科目はありません。

まずは確実に無線運用出来る資格を取得する為に、航空特殊無線の受験申し込みを行いました。

試験は年3回 6月、10月、2月にあります。
申し込みは財団法人日本無線協会のホームページの無線従事者国家試験申請システムから
申し込みを行いました。

申請はWEB画面の指示にしたがって記入項目を入力。その後試験料金の支払いは郵便局で指定口座に受験料を振り込めば終了です。りょ

しばらくすると受験票のハガキが送られてきます。

自分の受験会場は
→ 日本無線協会 試験センター  【住所】中央区晴海3-3-3 江間忠ビル
でした。地下鉄大江戸線「勝どき駅」A3出口より徒歩7分です。

試験日は平日ということもあり有給休暇を取っての受験です。

試験の科目は 法規・工学・電気通信術の3科目

試験の準備は特に参考書等は購入せずネットから過去数年分の過去問題をダウンロード
過去問を5年分位行いました。

法規・工学はこれで足ります。

やり方としてはまず、1回とにかく全部やってみる。答え合わせを行う。
間違えたところをチェックする。

2回目 同じことを繰り返す。 

過去問をやると大体重複した内容の問題が出題されます。
何度かやると、同じ問題、見慣れた問題が多くなります。
数回繰り返せば、ほぼパターンが読めてきます。


法規等で間違えやすいものは無線免許の出題。無線操作を行う本人が持つ無線従事者免許証と
無線局に与えられる無線局免許証を区別する。

申請の期限日数 1ヶ月とか30日、14日とか10日いろいろありますのでそのあたりは書いてメモを取り何の項目が何日と覚えます。

その他、電波の種類と周波数、
空中線電力50W以下の無線設備で25010kHz以上の周波数の電波を使用するもの・・・etc

工学も過去問題で法規と同様に行えば理解できると思いますが、厄介なのが計算問題。
出題の数値が変わる可能性があるので丸暗記だと不安です。

基本はオームの法則 E(電圧)=I(電流)R(抵抗) とそれを応用した P(電力)=E(電圧)I(電流)
を覚えておけば大丈夫です。問題の中には式を複合して解かなければならない物もあります。
基本はどちらかの式に対応する項目を代入してとけば解けます。

自分の場合、以前アマチュア無線の免許を取得しているので通常の無線工学は問題なくこなせますが航空特殊の場合、航空機独特のブレードアンテナやレーダー、トランスポンダの項目を理解しておかないとダメです。これは不明なところはメモを取って覚えました。

筆記の試験問題は1日、しっかり集中して過去問題を何度かやれば覚えきれちゃう程度の内容ですが電気通信術はある程度訓練しておかないとダメです。

電気通信術はフォネティックコード(phonetic code)というアルファベットの言い回しを覚えないとなりません。例えばAはアルファ Bはブラボー Cはチャーリー Dはデルタ 等です

最近は町の書店へ行っても無線関連のテキストを見ることは稀なので最近の常としてネットの情報を探します。フォネティックコード(phonetic code)はウィキペディアなどで出てきますので内容は理解できますが、実践として練習するには誰かに読みあげてもらってそれを記述したりしなければなりません。幸い「電気通信術 ソフト」でグーグル検索をかけるとフリーの練習ソフトを公開している方のHPにたどり着けますので、感謝しながらダウンロードして利用しました。

さて試験当日です。

13時試験開始なので12時半には会場へ入りました。
航空特殊無線なんて受験する人いるのだろうかと思って行ってみると会場は一杯です。200人以上受験しているのではという感じです。
結構若い人も多く、会話の内容から大学の航空部の方たちみたいでした。

13時開始なのですが12時45分くらいからフライング気味に試験の説明が始まります。
早めに入っておいてよかったと思いました。

試験はまず電気通信術の聞き取りから始まります。
始めます!練習!A-Zが読み上げられ続いて始めます!本文!ランダムに100文字読み上げられます。この瞬間は会場内、一斉に文字を書く音が響き渡る感じでした。緊張の2分間でしたが無事に聞き漏らしも無く(多分合格)終了。

続いて法規と工学ですが法規12問、工学12問の計24問 過去問をやっておけばほぼパターン化された(多少ひねっていても内容は同じ)問題なのでマークシートをマークする時間は3分もあれば終わってしまいます。退出の許可時間まで退屈です。

最後は電気通信術の読上げです。
番号札が渡されて別の教室へ入って行います。教室内には4人同時に読上げの試験が行われています。

大きな机に試験官1名、机にはA4くらいの紙にアルファベットがランダムに記入されています。
手にとってよく見ることができます。確認が終わったら 
 始めます!本文!A,B,C,D・・・、終わり!
一連の流れで終了です。

さすがにこれは緊張しました。2箇所とっさに出てこない単語があり・・・で減点2です。
それと集中が一瞬でも途切れると・・隣の方で読み上げているコードが耳に入ってきてしまします。
一部屋で4人ですから。 思わず釣られて間違ったコードを・・・
あ!と思っても冷静ならすかさず「訂正」で読みなおせば減点が少なくすんだのですが、冷静じゃありませんから、諦めて飛ばします!3点減点です。

全部終わって試験官の手元の紙をみると3点、1点、1点で5点減点されていました。
パーフェクトを目指していたので、5点でもショックです。

このあとは帰宅するのみ。
手応えは、多分大丈夫ではあると思いますが、読み上げの減点がかなりショックでの帰宅でした。





2012年10月14日日曜日

訓練開始 10/14 (01,02)

10月14日

許可証が到着したので正式に訓練開始です。

・組み立て時
外観検査時の主翼、胴体の見方等
点検簿記入等


・訓練1回目
 
旋回と水平飛行への復帰
水平線の見方と感覚のリセット方法
ラダーとエルロンのコンビネーションの練習。
横滑りを起こしているときの飛行音の変化。
サーマル通過時の感覚の理解
速度の調整 
表による機体重量バランスでのトリムセット位置

まだラダーの踏み込みと操縦桿の連携が合っていない。
体が硬い。脇を閉めて操縦桿は手首のみで操作
動きは連続的にスムーズにとのアドバイス

飛行時間 0:34


・訓練2回目

曳航時の水平保持
曳航機をつい見てしまうため水平がとれなく
無理に追従しようと後ろで暴れまくってしまった。
上昇が発見できないため直線飛行と旋回の練習
80・90・100と速度を変化させその時の水平線の見え方
トラフィックパターンの進入、ターンの位置等

操縦桿とラダーに力が入りすぎ
もっと柔らかく、動かすのでなく指先で押す引くような感じでのアドバイス

飛行時間 0:20


・反省と次回の目標


体験搭乗の時と違い、訓練開始との気持ちで
緊張してしまった。次回もっとリラックスして乗れるように

曳航時の追従がボロボロ
今後しっかり追従できるようになるのか心配になってくる。

とにかく水平線の見方の確認と水平への復帰を確実に出来るようにしないと
また各速度での水平の位置を覚えて計器は補助として確認
あせらずポジション(とくに足位置)を確実にあわせて、すべての動きを柔らかく。



2012年10月11日木曜日

ちょっと海上散歩

10月8日

最近、空の事ばかり考えていますが、久しぶりに海です。
風も出てきてうねりも大きくなってきたので一時間半ほどでしたが相模湾を海上散歩してきました。

今日は伊豆半島を海抜0mで眺めています。


船も流体の流れを使って方向を変えて行くので舵を切ってすぐに進路が変更しません。
ピッチングもローリングもヨーイングもそれなりにあります。

車みたいにハンドルを切って素早くヨーモーメントが出る乗り物ではないのですね。

その辺は飛行機も同じなのかなあ、などと考えて漕いでいました。


航空機操縦練習許可証

10月11日

仕事から帰宅してみると封筒が届いているとの事。

封筒には赤字で(許可書在中)
差出人は国土交通省東京空港事務所と書いてある。

「航空機操縦練習許可証」が届きました。





身体検査のとき発行が早くなった様な事を小耳に挟んでいたのでチョットは期待していました。

しかし、確か資料には申請から3週間かかりますよと書いてあったような。
クラブで聞いたときも「1ヶ月くらいはかかりますよ」とS教官のお言葉。

今月は正式に訓練が開始できない体験搭乗パート?でやり過ごすのかと思っていた所
その諦めを裏切って、淡い期待の短期発行となりました。

10月2日に書留で送っているので、一週間で交付、郵送で延べ10日間で入手できました。

これで今週から正式に訓練開始です。ログブックにも記録が記載できます。

いまから週末が楽しみです。


    これで「空」飛べるワン!

2012年10月3日水曜日

航空特殊無線の受験準備

10月24日です。

航空機練習許可証申請

10月2日

10月1日の月曜日に早くも羽田空港診療所より身体検査の結果が到着しました。

え?土曜日受診して月曜日には結果送付。すばやい、羽田空港診療所、良い仕事しています。

早速その晩、予てから用意しておいいた書類を現金書留封筒に同封です。

確認!

1)航空機練習許可申請書←診療所より送ってきた物
2)住民票(本籍表示付)
3)写真2枚 縦3.0mm×横2.5mm 
4)返信用封筒 80円切手貼付済
5)料金 1350円

上記のものを現金書留に入れて郵便局から送りました。
送料が500円くらいになったそうなので現金書留で現金同封より
郵便定額小為替を1350円分買って普通郵便に同封したほうが安く済みます。

最初、小為替を購入予定だったのですが、
「身体検査の結果がもしだめだったら・・・無駄になってしまう・・・」
などと余計な事を考えすぎて結果高い郵便料金を払う事になってしまいました。

まあそれでも無事に着けばいつかは練習許可証が届くはずです。

練習許可証が届けば正式な訓練開始で飛行記録も残せます。
一応、受付から発行まで3週間と役所の文書には記載されています。

うわさで、すこし発給が早くなったとかも聞いたのですが本当でしょうか?

富士川の教官は「1ヶ月くらいかかるよ。」って言ってましたね。

それでも11月からは正式な訓練に入れそうです。

プレ訓練開始 9/30

9月30日 2回目の搭乗です

台風が接近中。そんな中、前日より天気図をずっと確認していました。
ちょうど台風18号と台風17号の間に挟まれてチョットは飛べるチャンスがあるのでは?
ダメで元々と思い、チャンスにかけて富士川に向かいます。

早朝の箱根路はガラガラに空いていて湘南より2時間掛からず富士川へ到着。予定の8時より前だったのでコンビニで朝食と昼食を兼ねたものを購入しました。飛べなかったらお昼ご飯を用意しても無駄になっちゃいますので。

心配していた空は何故かお天気です。風もそれほど強くはありません。17号の吹き込みの影響か若干、南西の風です。

8時5分、格納庫前に到着。すでに皆さん準備を開始しています。
こんな天気でも皆さん集まってきますね。

今回2回目の富士川。実質クラブ員としての活動は初めてです。勝手が分からないので何をすれば良いですかと問い合わせると、とりあえずASK21を滑走路へ運ぶトレーラーの牽引を任されました。10メートル程の長さのあるトレーラーです。給油用の軽トラを先導車にして滑走路へ向かいます。

最初にする事は、グライダーの組み立て作業です。
組み立て作業も初体験。
今日は午前中位までしかお天気が続かないので、早急に準備を済ませなければなりません。
1.先ずは機体をトレーラーより引きずり下ろします。
2.続いて左翼を下ろして機体に取り付け、次に右翼を取り付けます。
3.翼固定用のシャフトにグリスを塗りシャフトを差込翼を固定します。
4.主翼のコントロール系のリンゲージを接続します。
以上で大体の組み立てが完了です。時間としては20~30分くらいです。

続いて機体の点検作業
点検簿に従って各部の点検を行います。
機体の外観から始まり翼の取付、振動具合も点検します。各部コントロールにタイヤ、レリーズ周辺、キャノピーに計器、最後は無線のチェックと反時計回りに行っていきました。
主翼のコントロールリンケージ、ロックピンは最後に機長である教官がチェックを行ってから蓋が閉じられます。

さあ準備完了です。

今日の順番はMさん、S木さん、S山さん、妻、自分、S本さん、S井さんと7名がASK21に乗ります。
一人20分の時間規制で飛ぶことになりました。時間が来ると無線で呼ばれるので皆さんかなりの高速で帰ってきます。グライダーでも高速滑空だとしっかりと飛行機の音がしますね。

飛ばないときでも回収等やることはたくさんあります。

途中で曳航気がアイシングで計器不調で飛べないかもという一面もありましたが無事復帰して訓練続行。

次は妻の番で、S教官と共に飛んでいきました。
いつもは蒲原の山の方で離脱するのですが今回はランウェイ上空で離脱、その後山の方へ向かって行きました。山の上に上昇気流があるようで、グルグルと旋回を開始して上昇。楽しんでいるようです。

いよいよ自分の番です。
記念すべき体験搭乗と同じO教官に乗っていただきました。

今回で2度目、やることは少しずつ理解してきています。まだ許可書が到着していないので体験搭乗の2回目です。ただ訓練のメニューは少しずつ始まっているようです。

機体に乗り込んで飛行前チェック。操縦桿を動かしコントロールチェック、バラスト、ベルト、計器の高度0確認、トリム確認、キャノピーのロック、風向確認、ランウエイクリア、無線の周波数と電源の電圧確認。

自分 「完了です」
教官 「ダイブブレーキのロックは確認しましたか?」
ダイブブレーキを忘れていました。
それと窓は完全に閉めないで1cmほど開けておくようにとアドバイスを受けました。
左手で翼端へ完了の合図を送ります。

機体が動き出しました。離陸は教官が行います。
自分は操縦桿に手を軽く添えて動きを確認します。
浮き上がるまでは操縦桿は左右に振られ水平の確保は忙しそうです。

曳航中のピッチ調整を練習。曳航機の見え方を覚えるように言われます。
飛び上がって気流が安定している場所だと操縦桿はあまり動かさなくてもよさそうです。

山の上で離脱です。レリーズを2回以上引いて離脱確認、離脱高度確認。右旋回で機種を海側へ向けます。

教官「PW5は見えますか?」
遠くに白い機体が見えます
PW5は右下方をすれ違っていきました。

さて、今日の練習は直線水平飛行です。
まずはピッチをコントロールして速度をコントロール。90km/hにセットです。そのあとトリムを操作して合わせます。この速度での水平線の見え方を覚えるように言われます。
一度速度を合わせたら計器は視野の端でチラッと見るだけにして外を見ること。そとの景色の見え方を覚えてそれを基本にする事。
 続いてピッチを操作して速度のコントロール。速度の調整も計器の指示遅れがあるため変化を外の見え方と風切音の変化で知ること。風音の変化は先ほど1cm開けた窓から情報として入ってきます。あとは機体を水平に保つ事。ラダーを使ったスリップ時のヨーストリンガーの見え方とグライダー特有のロール時のアドバースヨー特性。それからの水平への修正、とにかくストリンガーが斜めに振れないように真っ直ぐ飛ぶこと。これの訓練です。
 先ずは伊豆半島に機首を向け目標設定、練習。その後左へゆっくり旋回して目標を富士山へ、同じく見え方と直進、水平飛行の練習。
 規定の20分はあっという間に終わってO教官の操縦で着陸です。
着陸も自分が操作するつもりで見るようにしていますが、旋回からの進路と角度を合わせるのが大変そうです。本当に出来るようになるのかな?



21分の飛行を終えて無事着陸です。訓練時間はとても短く感じます。
教官から本日のアドバイスを受けながらピストへ戻ってきます。


機体は回収され次の方の準備がされています。

だんだん天気が変化してきました。風が強くなってきます。
なんとか全員のれました。

お天気が悪くなる前に機体の回収も終えて格納庫へ戻る頃には雨が本格的に降ってきました。
絶妙のタイミングで濡れることなく本日の訓練終了です。滞空時間は21分間でした。

その後、箱根を越えて帰宅しましたが雨が強くなり公共交通機関には影響があったようです。





航空身体検査

9月29日

羽田空港へ行って来ました。
今日は航空身体検査です。

この身体検査を受けないと航空機練習許可証が入手で来ません。
避けては通れない道なのです。

当初、神奈川県内の近場で航空身体検査を行っている病院へいこうかと思っていました。
神奈川県だと東海大学病院とかでも行っているそうです。

静岡県航空協会のO教官のお勧めで「羽田がいいよ」との事。

というわけで羽田空港診療所へ身体検査の申し込みを行いました。

羽田空港診療所は土日も身体検査を受け付けてくれるので勤め人にとってはわざわざ休暇をとって身体検査を受けに行かなくて済みます。

9月の初旬に申し込みを行ったのですが早い時機だと日曜日が空いているとのこと。
でも日曜日はグライダーの活動日なので土曜日にしていただきました。その結果9月29日になりました。早いほうが練習許可書も早く入手できて飛行記録が残せるのですが、気長に空を楽しむためにも焦りは禁物。10時に予約完了です

さて当日、車で羽田へ向かいました。
以前羽田から九州へ飛んだとき空港駐車場が混雑していて搭乗手続きに間に合うか!
という経験をしたので、羽田へは早めに到着。第一ターミナルビルです。

まだ空港内の店も開いてないのでデッキに上って時間をつぶします。
デッキにあがると、一眼レフデジカメに高そうな白い望遠(キャノン製)をつけた方々が数名。

飛行機好きな人がココにもいるんだなあと。

しばし旅客機の着陸とタクシー移動を見ていました。

でも旅客機って個人的にはあまり好きなデザインではないのです。なんか丸鋼管に翼がついているだけっぽいデザインが・・・(旅客機好きな人ごめんなさい)

旅客機も乗るのは大好きです。出来れば主翼付根の窓側の席とか。
フラップやスポイラーの動きが見えていいです。

戦闘機とか昔のやアクロ用の複葉機とかはかっこいいなあと思うのですが。
SR71とかF4とかF14とかF16とか好きでした。

車でたとえるとバス・トラックが好きっていうのとレーシングカーが好きって感じになるのでしょうか?


747の着陸

ちなみに奥様は地上で活躍する特殊車両がお気に入りでした。
コンテナ輸送の車両をみて「芋虫みたい~」

芋虫?みたいですね。

さて時間がきたのでイザ、羽田空港診療所へ向かいます。

場所はココです

第一ターミナル一階のドコモショップの脇のトイレの入り口の通路。この奥に診療所はありました。

着いて予約していた航空身体検査の件を告げると、まず尿検査からすぐにスタート。
通路入り口のWCで尿検査のテスト紙を持ち込みました。カップを使うことも無く直接かけるのかあ。

その後、航空機練習許可申請書を渡され必要事項を記入していきます。左に申請者の詳細情報と健康の自己申告欄。左に実際の身体検査結果を書く欄があり最後に医師の署名欄があります。

用紙に記入していると身体検査を受けに来た人が一人、また一人と。
飛行機関連の身体検査って受ける人結構いるのですね。空港という立地から職業の方も多く利用されるのだと思いますが。

ガンガン空を飛んでいる人たちの世界に、ちょこっと足を踏み入れた気がして用紙を記入しながらすこしだけ嬉しい気がしました。

さて検査は

身長・体重測定
心電図
血圧
聴力
近見視力(老眼)・遠見視力(通常の視力)
眼圧
視野
メガネの屈折率
胸部レントゲン
目をつぶって真っ直ぐ5mほど歩く
両足を一直線にそろえて目をつぶって30秒立つ
色覚検査表をみて書いてある数字を答える。
等々

身長体重はメタボが気になっていたのですが運動をしている人は筋肉量が多いので
一般的なBMI診断には当てはまりませんよと看護士の方が言っていました。
ちょっとホッとしました。

目の検査はさすがにきっちりしっかりとやっています。

自家用航空機だと矯正視力で0.7以上あれば良いとの事。
心配だったのでメガネを作り直してきたのですが、近見視力があるとは知らず
ちょっと屈折度をあげたので近見が見難かったです。
それでも1.0を確保しまだ老眼は進んでいないことを確認しました。

両足を一直線にそろえて目をつぶって30秒立つは
ドクター、「はいやってみて」の掛け声から30秒以上立っても声がかからずちょっとふらふらしてきたかなってところで「はい目をあけて」です。

目をつぶると人間安定が悪くなるものなのですね。

無事終了してあとは結果の郵送を待つのみです。

折角羽田まできたので航空機関連書籍を扱っている「ブックスフジ」へ寄っていきます。
羽田空第一ターミナル港地下一階の京急改札へ向かっていく左側にありました。
小さなお店ですが、航空機関連の本、資料等、普通の書店では見られないものばかりです。

今回の目的は滑空機乗務員飛行日誌=フライトログブックの入手です。
定価2500円ほどでした。




ログに記録が書きこめる日が今から楽しみです。


体験搭乗 9/9

2012年9月9日

実際に乗せていただきました。

いよいよ体験搭乗の日

まだクラブの概要もわからないまま自宅を出発。目標は10時頃現地へ到着。

日曜の早朝は国道1号も空いていて箱根も渋滞無しで越えて行ける。
高速を使わず自宅から富士川滑空場までは約2時間の道のり。

富士川に着くとすでに皆さん活動開始しています。
今回は滑走路内にずうずうしくも車で進入して駐車しました。

なんかとんでもない時間にやってきていきなりランウエイを横断してくる輩がいるので、皆さん?
って顔でこちらを見ています。
いちおう9日に来ることは伝えているので気合で進入しました。

本日体験搭乗しに来たことを伝えると、なんかそういう人がいたなぁみたいな感じでホワイトボードに順番を入れていただきました。

今日は、前回と打って変わって人がいっぱいいるではないですか!
何でも前日、暑気払いの宴会を富士宮の温泉で行ったそうで皆さん揃っているそうです。

到着して早々、ベテラン訓練生?より、操縦に関するマニュアルを見せていただいたり飛ばないときの活動を教えていただいたりで体験搭乗というよりはメンバーの一員として迎え入れて頂けてよかったです。

グライダーとは一人で飛ばすことができない乗り物で、地上でサポートする人たちの活躍がないと何も出来ないのです。これは実際経験してみないと分からない事でした。

飛び立ち着陸するには
動力がないのでランウェイ(滑走路)まで3人ほどの人力で押して行き、曳航機が準備され曳航用の索を取り付ける担当、翼の端を保持する担当、曳航機を操縦する人、無線で通信する人など。
着陸したあと滑走路の先までいって止まっている機体を回収(リトリブ)する人。

色々な仕事があってすべて行うと飛ばなくても退屈しないで済みます。


今回乗せて頂く機体はドイツ製アレクサンダー・シュライハーASK21です。
調べてみると1979年から現在まで生産されている機体だそうです。
航空機の分野は自動車みたいに数年でモデルチェンジすることが無いのですね。


ASK21



翼端を持つ妻

曳航索のつけ方も、リングを持って見せてパイロットへ確認、その後左手を開きながら合図を送り
「オープン」 左手を閉じて「クローズ」 索を持って引っ張りちゃんとついているか確認。
そのあと2メートルくらい先にある金属の金具(ヒューズ)を目視確認。重なっている穴の断面は歪んでいないか、固定ねじは緩んでいないか、保護テープは剥がれていないか。そしてヒューズの先の索を持って体重をかけて引っ張ります。機体が軽く動くくらいで確認終了してランウェイより離脱。

翼端担当は機体を水平に保ち、ロープが張るまで手を下で振り曳航機へ合図を、索が張ったら手を上にして振ります。軽く保持したまま進んで手を離して終了。

ランウェイ上での注意も聞きました。とにかく着陸方向に背を向けないとの事。
翼端の持ち方もただ水平に持つだけでなく、風の方向を気にして風上がわに機体を少し倒してあげると離陸しやすいそうです。

いろいろ教えていただいている間に順番が来ました。

あ、ちなみにサングラスは重要なアイテムのようです。


シートポジションとストラップの調整中
(皆さんサングラスしているのでそのまま掲載です)

初フライトの準備も慌しくじっくりゆっくりやっている事はありませんでした。
気がつくと索が繋がれ、記念すべきフライトにお付き合いいただいたO教官の合図の下、翼端が持ち上げられそのままスルスルと進み始めました。

今回は体験飛行?なのでカメラ持参で写しまくりです。


パイパースーパーカブに曳航されていよいよ離陸


 さすが富士川だけあって富士山を見ながらの遊覧飛行

グライダーの離陸はあっけないです。
旅客機と違って加速も強烈でないしスピードも時速100km/h位で地面から離れます。

しばし遊覧飛行をして蒲原方面の山上で曳航機から離脱。

滑空を始めます。

離脱後右へ旋回して機体を海の方向へ向けます。
O教官が「じゃ軽く操縦かんを握ってください」との声。
初めての操縦体験?と思いましたが基本教官でその動きに合わせて手を動かしている感じです。
とにかく感じを掴んで下さいという経験です。機体の速度を合わせて水平線の見え方、ラダーとエルロンを操作した時の機体の挙動を説明してくれました。

楽しい時間はすぐに過ぎ去るようであっという間に着陸態勢です。着陸は難しそうです。
着陸にはトラフィックパターンというものがあってランウェイ18(南向き)に降りるには富士川をさかのぼる様に進み国道1号と新幹線の中間ぐらいで左へ旋回して一気に高度を下げます。

いままでゆっくりだった操縦かんの動きが激しくなり、おおお~と言っているうちにあっけなく着陸でした。

夕方になり機体の片付けです。グライダーの機体は主翼を外し、トレーラーに乗せて格納庫へ保管されています。ASK21は400キロ弱ある機体なので主翼も重く片側100キロくらいあるそうです。

よく分からないまま撤収を終え格納庫へ戻り、その日の曳航代等の清算をして終了です。

体験搭乗と同時に静岡県航空協会へ入会したので体験搭乗の料金は会員料金でした。
通常はもう少し高くなるようです。

本日は夫婦で飛んで1万円ちょっと
それで1日遊べるのですから、考えてみると安いですね。

ちなみに当日、最高齢の現役パイロットの方がみえていました。
皆さん、「今日はすごい人が来ているよ」って教えてくれたのですが、航空業界素人の我々はよく分かりませんでした。後にいろいろ知りだしてくるとすごい人が来ていたんだと!

記念にサインもらって置けば良かったかも・・・

エキサイティングな体験飛行を予想していましたが、初回から訓練モードにちょっと突入していました。

富士川滑空場

8月26日

静岡に行く予定があったので帰りの際、途中である富士川滑空場を見学に行くことにした。

清水から国道1号線のバイパスを進み途中でバイパスを左に降りる。富士川の河川横の道を右折してガードをくぐると広い緑地帯へでた。
ここから河原の方へ向かう道があるので降りていく。ほとんどが運動公園になっている端に滑走路らしきものが見えてきた。

道端に車を止めて覗き込むと間違いなく滑走路だ。

しっかり舗装されている綺麗な滑走路があった。しかし周りには建物らしいものもなく、イメージしている空港とはちょっと違う。滑走路沿いにゆっくり進むと古いバスらしきものが置いてある。

バスのところに人がいて小さな入り口らしきものがあった。一応小さくだが静岡航空協会の 名前と見学自由みたいな看板が置いてあったので遠慮なく見せてもらうことに。

中に入るとバスのところに人がいてグライダーらしきものが置いてあります。


本物のグライダーです。
飛んでいるのを見ると小さいが近くでみるとかなり大きい。




手で押して滑走路の端まで移動している。そして黄色のいかにも古めかしい感じの飛行機のエンジンが掛かり滑走路へと向かっている。



黄色い飛行機の後ろにロープが繋がれグライダーが連結された。


飛行機のエンジン回転があがり加速していく。グライダーは飛行機に曳航されて飛び立っていった。


実際に飛んでいるのをしっかり見るのは初めての事になる。

ゆったりと飛び上がる姿は「優雅」であるとしかいえなかった。
機体も無駄がなく機能的で工業製品としても美しい。

活動している人は忙しそうで気が引けたが、ちょっと勇気を出してバスのそばにいたツナギを着た黄色い飛行機のパイロットのおじさんに(自分もおっさんなのだが)声をかけてみることに。

忙しいからかまわないでくれとか言われないかと気をつかったが、親切にいろいろ教えていただきました。

グライダーを始めたいこと。
練習できる場所、クラブを探していること。
神奈川に住んでいるので埼玉か群馬へ行こうかと思っていた事、等々。

「神奈川なら富士川も近いですよ。神奈川から見えられている方も多いですよ。」
とのお言葉。

体験搭乗はできますか?と聞くと「今日は無理だけど来週とかいかがですか?」との返事。

来週は用事があって無理なので9月9日の日曜日にお願いすることにしました。

意外ととあっさりとグライダーへ乗ることの夢は叶いそうである。

練習許可書の事や航空身体検査を受けるならどこが良いとかの情報もいただき、静岡県航空協会の入会申し込み書もいただき、その日は帰路へついたのであった。


2012年10月1日月曜日

クラブ検討

クラブの検討は以下のページより行いました。

(社)日本滑空協会のホームページ

関東周辺で探すと、多くが大学のクラブが多く、社会人クラブは数えるほどです。

逆にいえば選択肢がすくないので迷わずいける所へ所属すれば良いと思うのですが、一般的でない謎の多い未知の世界です。
 
近所のグランドで行われている野球、サッカー、テニス、ゴルフのように気軽に見に行くこともできません。よってその活動内容の詳細も不明です。
 
ただし飛ぶための施設、たとえば滑走路等が必要なので活動している場所へ見学に行けば何かしらの手がかりがあるに違いないと想像します。

関東周辺では群馬の板倉、千葉の関宿、埼玉の羽生に社会人向けのクラブがあるようです。
妻沼は学生主体のようなので対象外に。

関東の滑空場は北関東の利根川河川周辺に多く、自宅の神奈川県からだと車で東京都内を越えていかなければなりません。たまに出かける程度ならともかく、これから何度も週末に車で都内を越えていくのは、時間的にも金銭的にも結構つらい事です。交通費にお金をつかうならその分、訓練回数を増やして経験値をつみたいですから。

ある日、グライダー関係のブログを検索していると富士川滑空場での訓練を書いているページがありました。というわけで早速、「富士川滑空場」で検索

(社)静岡県航空協会

出てきました。

他にも山梨のクラブも検索しましたが料金等が不明の為、まずは静岡県航空協会から偵察を開始する事に。

あと自分でできる事といえば、航空無線の免許取得。

航空無線も2種類あり航空無線と航空特殊無線。

航空特殊無線のほうが英語の科目がなくフォネティックコードを用いた電気通信術と通常の法規・工学のみなので比較的易しいとの情報を入手。今はインターネットで受験申し込みができるのですぐに無線協会へアクセスし10月の受験で申し込みをすませた。次は来年の2月頃になるらしい。

資格は早めに取っておいたほうが何かと便利なので。






飛んでみることにしました。

いまさらながら空を飛んでみることにしました。

昔、飛行気乗りに憧れた事がありました。

10代の少年だった当時は何も知らなく、空を飛ぶのはすごく自由イメージしかありませんでした。
しかし現実的に考えると身体的条件や金銭的条件のため、その時は憧れは憧れのままでで終わってしまいました。

イメージの自由を求めて横へはバイク・車、自転車やカヤックでの旅へ、縦へは山に登り、壁を攀じるへ。方向をかえてその後の人生を歩んできましたが、ちょっとしたきっかけで再び空への憧れを現実とする事にしました。

「グライダー」「セイルプレーン」

エンジンを持たない空を静かに滑空する機体。無駄のないシンプルな姿。
巨大な翼を広げゆったりと空を舞う姿は美しいとしかいえません。

グライダーの存在は知っていましたがエンジンのない飛行機ではそんなに自由に飛べないのではとあまり興味の対象としては考えていなかったのですが、あるきっかけでグライダーのアクロバットの映像をみて考え方が変わってしまいました。

とにかくすごい事をやっています。宙返り、ロール等々。宙返りまでの加速もとにかく過激です。

エンジン無しでこんな事ができるんだ!と思うと興味がわいてきて色々調べ始めました。

エンジン無しで長距離飛行や高高度飛行。自然の環境を読んで知識、感覚、技術をフルに使って挑む奥の深さ。着陸等も再上昇できない為、1発で決めないといけないシビアさ。

これは、こんな面白そうな乗り物、生きているうちに乗っておくべきと考えるようになりました。

さて、いざ乗ろうにもグライダーを知っている人は回りにいないし、書店に行っても入門書すら置いていない。さあ、どうしよう!

幸い現在はインターネットという便利なものがあるので検索をかけてみると。

少ないですがグライダー関連のホームページにたどり着く事ができました。


日本グライダークラブ


日本航空協会でおおまかな概要を
日本グライダークラブのページでは練習のはじめ方等が記されていました。

とにかく飛ぶにはどこかのクラブに所属しないと始まらないようです。

最初の一歩はクラブ選びから始まりました。